今月のテーマ今月のお知らせ

*もちつき会の体験・すずらん保育園おゆうぎ会の体験*
立華だより 2025年12月

 寒さが一段と厳しくなってくる12月になりました。先週の11月27日にもちつき会を行いました。臼(うす)と杵(きね)で「ペッタン、ペッタン…」と昔ながらの餅つきをしました。天候にも恵まれました。お手伝いのご父兄さんには美味しいお雑煮を作っていただきました。ご協力くださりありがとうございました。昨年まではお餅を幼稚園児に提供しておりましたが、今年より窒息の恐れから仙台市の要請で餅は食さないということになりました。臼と杵でついた餅は鏡餅として飾ることにして、園児に提供するものは別に炊飯器で炊いたご飯を一口サイズに丸めてきな粉とあんこを絡めて食べました。それにお野菜たっぷりのお雑煮と。


 各クラスをまわり「どうですか?おいしいですか?」と尋ねますと「見て見て、全部食べたよ」「おかわり2回したよ」「僕は3回した!」など、元気いっぱいにとても満足したお顔で答えてくれました。これも“自分たちでお餅をついた”という体験があることでより一層美味しく感じるのだと子どもたちの表情から感じました。


 今年、園でお米を作っておりました。「幼稚園職員室前のバケツの中で作っており…」と申しますと「あー、分かる」とお気づきかと思います。無事、稲刈り・脱穀となりお米になりました。稲穂がだんだん大きくなり稲穂が垂れ… 多くの園児が稲の生育を見届けてくれたかと思います。これも実際に目にした体験です。


 11月29日、すずらん保育園のおゆうぎ会でした。インフルエンザ等の影響もなく参加予定の園児全員が緊張・ドキドキしながらも演技しました。練習ではニコニコ踊っていたのが、いざ本番では動きが止まってしまう園児も数名おりました。みんなに見られていて「どうしよう…」、その声が聞こえてきそうです。先生が上手にサポートして演技を終えました。大人でも人前に立って話すことは緊張します。緊張のあまり言葉に詰まったりすることもあります。しかし、場数を踏むことでその緊張の度合いも減っていきます。すずらんの子どもたちにとっても「みんなの前で演技をする」という体験が大事だと思います。先生たちが「泣かずにみんな最後までやれたのは本当によかったねえ」と子どもたちの頑張りを称えあっておりました。本当にそう思います。「園児のみなさん、よくやりましたねえ」、今回の体験が次に繋がり(緊張が少しほぐれたり、今日はやれるぞ!と思ったり)ますからね。


 次は幼稚園のおゆうぎ会の番ですね。もちつき会、おゆうぎ会、一年の終わりにだんだんと近づきます。この冬は例年以上の感染症が流行っています。園でも感染症対策に努めて参ります。各ご家庭におかれましても、園児さん・ご家族の体調管理にご留意されお過ごしになられ皆様お元気で新年をお迎えになられることを願っております。(菊)

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